YouTubeはGoogleに次ぐ検索エンジンだ
動画SEOシリーズの最終回です。YouTubeはGoogleに次ぐ規模を持つ検索の入口として知られています。Google検索・AI検索・YouTube検索という3つの入口の違いを整理し、自社のYouTubeチャンネルを振り返って気づいたことをまとめます。
結論(サマリー)
- YouTubeは、Googleに次ぐ規模を持つ検索の入口として広く知られています
- Google検索・AI検索・YouTube検索という3つの入口は、それぞれ評価される仕組みが違うため、動画のテキスト情報を整えることがすべての土台になります
- このシリーズを書きながら自社のYouTubeチャンネルを振り返ったところ、動画自体はあるのに、テキスト情報がほとんど整っていないことに改めて気づきました
YouTubeという、もう一つの検索エンジン
YouTubeは動画共有サービスであると同時に、Googleに次ぐ規模を持つ検索の入口としても知られています。何かのやり方や使い方を調べるとき、文章で読むよりも「動画で見た方が早い」という理由で、最初からYouTubeの検索窓を使う人は少なくありません。
これは、自社サイトのSEOやAI検索対策(AIO・AEO)を整えても、それとは別にもう一つの検索の場が存在するということです。YouTubeに動画を上げるという行為は、単なる保管場所の選択ではなく、もう一つの検索エンジンに参加することだと捉える方が実態に近いです。
Google検索・AI検索・YouTube検索、3つの入口の違い
このシリーズを通じて書いてきたことを整理すると、3つの入口はそれぞれ評価される仕組みが違います。
| 入口 | 何を見ているか | このシリーズで扱った記事 |
|---|---|---|
| Google検索 | サイトの構造化データ・文章の情報整理度 | 動画ありサイトはSEOで有利になるのか |
| AI検索(ChatGPTなど) | タイトル・説明文・字幕のテキスト情報 | AEOとは?、文字起こしの活かし方 |
| YouTube検索 | 動画自体のタイトル・説明文・視聴のされ方 | 本記事 |
3つとも入口は違いますが、動画のタイトル・説明文・字幕というテキスト情報が土台になっているという点は共通しています。土台が同じだからこそ、1本の動画をきちんと整えるだけで、3つの入口すべてに効いてくるとも言えます。
自社のYouTubeチャンネルを振り返ってみた
このシリーズを書く中で、自社のYouTubeチャンネルを何度も見返しました。動画自体は複数本公開されていて、チャンネルが空というわけではありません。ただ、説明欄がほとんど空だったこと、字幕も設定していなかったこと、そしてGoogleビジネスプロフィールやインスタグラムがそもそも見つからなかったことと合わせて振り返ると、**「素材は十分にあるのに、テキスト情報として整える作業がほぼ手つかずだった」**という一つの傾向が見えてきました。
映像制作という仕事柄、撮影・編集にはこだわる一方で、公開後のテキスト情報は後回しになりやすい。これは当社に限らず、映像制作に関わる事業者に共通しやすい落とし穴ではないかと考えています。
シリーズを終えて
10本を通じて書いてきたのは、SEO・AEO・MEO・SNS検索という切り口の違いはあっても、根っこにあるのは同じ話だということです。動画は撮って終わりではなく、タイトル・説明文・字幕というテキスト情報として整えて初めて、検索にもAIにも見つけてもらえます。
当社自身、この10本を書きながら、自社の整備不足に何度も気づかされました。次にやるべきことは、新しい動画を作ることよりも、まず今ある動画のテキスト情報を1本ずつ整えていくことだと考えています。
まとめ・次のアクション
- YouTubeはGoogleに次ぐ規模を持つ、もう一つの検索の入口
- Google検索・AI検索・YouTube検索は仕組みが違うが、動画のテキスト情報という土台は共通している
- 動画は「作る」だけでなく「テキスト情報として整える」ところまでがセット
動画制作から、公開後のテキスト情報(タイトル・説明文・字幕)の整備まで、まとめてご相談に乗ります。→ ご相談はこちら
FAQ
この記事のよくある質問
QYouTube検索とGoogle検索、対策は別々に考える必要がありますか?
完全に別ではありませんが、意識するポイントは異なります。Google検索は自社サイトの構造化データや文章の作り方([前々々々々回](/blog/video-seo-ranking-effect)参照)が効き、YouTube検索はタイトル・説明文・字幕といった動画自体のテキスト情報([前々々回](/blog/aeo-video-chatgpt)参照)が効きます。
QYouTubeチャンネルさえ作れば検索されるようになりますか?
チャンネルを作るだけでは不十分です。このシリーズで繰り返し書いてきた通り、動画のタイトル・説明文・字幕というテキスト情報が整っていて初めて、検索にもAIにも見つけてもらえます。
Q動画の本数と検索されやすさは関係ありますか?
関係はありますが、本数より「1本ごとの情報の整い方」の方が重要です。本数が少なくても、テキスト情報が整った動画の方が、大量に投稿された整っていない動画より見つけてもらいやすくなります。
Qこの10本のシリーズで一番伝えたかったことは何ですか?
動画は撮って終わりではなく、テキスト情報として整えて初めてSEO・AEO・SNS検索のすべてに効いてくる、ということです。当社自身、シリーズを書きながら自社の整備不足に何度も気づきました。
