採用動画はInstagram検索にどう効くか
求職者は会社をGoogleではなくInstagramで検索することが増えています。採用サイトに置くだけの動画では、この検索行動には届きません。縦型に切り出して活用する方法と、自社のInstagram運用を確認して分かったことを解説します。
結論(サマリー)
- 求職者は、会社をGoogleではなくInstagramで検索することが増えています(検索の主役の変化については以前の記事で解説しました)
- 採用サイトに置くだけの横型・数分の動画では、この検索行動には届きません
- 実際に自社のInstagramを検索してみたところ、見つかりませんでした
なぜ求職者はInstagramで検索するのか
会社の採用ページや求人媒体は、企業側が用意した「見せたい情報」です。一方でInstagramの投稿は、日々の様子がそのまま蓄積されるため、求職者にとっては「その会社の素の雰囲気」を確認する手段になっています。
会社名やハッシュタグで検索し、投稿されている写真・動画の質感から「実際にどんな人が働いているか」「本当にこの雰囲気で合っているか」を判断する。採用サイトの整った文章よりも、日常の投稿の方が信頼されやすい場面が増えているのは、この確認のしやすさによるものです。
採用動画をSNS検索に活かす条件
採用サイト用に作った動画をそのまま流用しても、SNS検索には届きにくいのが実情です。理由は形式の違いにあります。
| 項目 | 採用サイト用 | Instagram用 |
|---|---|---|
| 画角 | 横型 | 縦型 |
| 尺 | 数分 | 数十秒 |
| 見せ方 | 会社の説明を順序立てて構成 | 1つの場面を切り取って印象付ける |
| テキスト情報 | 動画の前後にページの文章がある | キャプション・ハッシュタグが頼り |
同じ撮影内容でも、採用サイト用にまとめた本編とは別に、印象的な1シーンだけを縦型に切り出す作業が必要になります。当社の採用動画でも、縦型ショートの切り出しはオプションとして用意しています(採用動画の費用相場はこちら)。1回の撮影から複数の使い道を作っておくと、採用サイトとSNS検索の両方に対応できます。
実践:採用動画をInstagram用に転用する方法
- 撮影時に、インタビューの中の印象的な一言や、業務風景の象徴的な数秒を意識して撮っておく
- 本編とは別に、15〜30秒程度の縦型ショートを2〜3本切り出す
- キャプションに会社名・業種・地域名・求職者が検索しそうな言葉を入れる
- 単発の投稿で終わらせず、社員紹介・日常風景などと組み合わせて継続的に投稿する
自社のInstagram運用を確認してみた
この記事を書くにあたって、当社(MUSUBI FILMS)のInstagramアカウントを検索してみました。結果は、見つかりませんでした。
前回、Googleビジネスプロフィールも同じように見つからなかったことを書きましたが、Instagramも同様の状態でした。映像制作を仕事にしている以上、素材そのものは日々増えているはずなのに、それをSNS検索に届く形で発信できていない、というのが正直な現状です。この記事を書きながら、まず自社のアカウントを作るところから始める必要があると気づきました。
まとめ・次のアクション
- 求職者はGoogleだけでなくInstagramでも会社を検索する行動を取るようになっている
- 採用サイト用の動画とSNS用の動画は、画角・尺ともに別物として用意する必要がある
- 撮影時に縦型ショート用の素材も意識して撮っておくと、1回の撮影で両方に対応できる
採用動画の撮影から縦型ショートへの切り出しまで、まとめてご相談に乗ります。→ ご相談はこちら
FAQ
この記事のよくある質問
Q採用動画をそのままInstagramに投稿すればいいですか?
そのままでは向きません。採用サイト用の横型・数分の動画と、Instagram向けの縦型・数十秒の動画は、尺も画角も別物として作る(または切り出す)必要があります。
Qハッシュタグは何をつければいいですか?
会社名・業種名・地域名・「#採用」「#新卒採用」など、求職者が実際に検索しそうな言葉を組み合わせます。関係のない人気ハッシュタグをつけても、求職者には届きません。
Q投稿の頻度はどれくらい必要ですか?
単発で終わらせず、継続して投稿されているアカウントの方が「今も動いている会社」として信頼されやすくなります。月1〜2本でも、続けることの方が本数より重要です。
Q中小企業でもInstagramでの採用活動は効果がありますか?
効果があります。むしろ大手ほど画一的な採用ページになりがちな中で、中小企業は現場のリアルな雰囲気を等身大で見せやすく、SNS検索との相性が良い立場にあります。
