小規模な制作会社ほど価格を抑えられる理由
動画制作の見積もりが会社によって数十万円単位で違うのはなぜか。オフィス規模・人数・分業構造が価格にどう反映される仕組みなのかを、当社の実際の料金構成・機材の中身から具体的に解説します。
結論(サマリー)
- 動画制作の見積もりが会社によって大きく違う最大の要因は、機材や技術力ではなく「間接コストの積み上がり方」です
- 当社は標準プランを24.8万円(税抜)に設定しています。オフィスの固定費・営業人件費・外注管理コストをかけずに運営しているためです
- 機材は標準的な制作会社と同水準(Sony α7シリーズ2台体制、DaVinci Resolveでのカラーグレーディング等)を使用しています
なぜ制作会社の見積もりはこんなにバラつくのか
同じ「1日撮影・インタビュー2〜3名の採用動画」でも、会社によって見積もりが20万円台から100万円を超えるまで幅があります。多くの発注担当者が、この差が何を意味するのか分からないまま見積もりを比較しています。
価格差の正体は、機材のグレードや撮影クオリティの差だけではありません。制作会社の見積もりには、実際に現場で使う機材費・人件費に加えて、営業担当の人件費、オフィスの家賃、外部スタッフを管理するディレクション費、といった間接コストが積み上がっています。規模が大きい会社ほど、この間接コストの比率が上がりやすい構造があります。
価格差を生む3つの構造
| 要因 | 大手・中堅制作会社に多い構造 | 当社の構造 |
|---|---|---|
| 営業 | 営業担当が別にいる(人件費が価格に反映) | 代表が直接ヒアリングから対応 |
| 制作体制 | ディレクター+外注カメラマン+外注編集(各社の利益が積み上がる) | 代表が一貫して担当(別記事参照) |
| オフィス | 都心部の事務所家賃・スタジオ維持費 | 固定オフィスにかかる間接費を最小化 |
いずれも「質を落とす」話ではなく、「価格に乗せる項目を減らす」話です。撮影現場で使うカメラ・音声機材・照明・編集ソフトへの投資は変えていません。
当社の実際の料金構成
具体的な数字で示します。当社の標準プランは24.8万円(税抜)で、1日撮影(7時間以内)・インタビュー2〜3名・構成案作成・フルHD/4K納品・修正2回までが含まれます。
機材面では、Sony α7シリーズを2台体制で運用してマルチアングル撮影に対応し、RØDEのワイヤレスピンマイク、DJI RS 4ジンバル、高演色LEDライティングを標準装備としています。編集はDaVinci Resolveでカラーグレーディングまで行い、商用利用ライセンス取得済みのBGM音源を使用します。これらは価格を抑えた分をどこかで削っているわけではなく、標準装備として最初から含めています。
含まれないものも明示しています。出演者費用(原則クライアント社員が出演)、有料スタジオ等の施設利用料、大阪府外の出張交通費・宿泊費(大阪府内は無料)、3回目以降の修正(1回1.5万円)です。見積もり後に想定外の追加費用が発生しないよう、含む・含まないを最初の段階で一覧にしてお渡ししています。
私たちが価格を抑えることにこだわる理由
正直に言うと、価格を上げる方が経営としては楽です。ですが、私たちが動画制作を届けたいと思っている中小企業の経営者・採用担当者にとって、動画制作費は決して小さな金額ではありません。「本当は動画で伝えたいことがあるのに、予算が理由で諦める」という状況を、できる限り減らしたいと考えています。
価格を抑えられているのは、間接コストをかけない体制を選んでいるからであって、機材や技術への投資を惜しんでいるからではありません。この違いを、料金表と実際の納品物の両方で証明し続けたいと思っています。
まとめ・次のアクション
- 動画制作の価格差の多くは、機材の質ではなくオフィス・営業・分業体制などの間接コストの違いから生まれる
- 当社は標準プラン24.8万円(税抜)で、標準的な制作会社と同水準の機材・編集環境を使用
- 含まれるもの・含まれないものは契約前に一覧で提示し、追加費用の発生を最小限にしている
料金の詳細な内訳は料金ページでも確認できます。なぜ出来立てのMUSUBI FILMSが選ばれるのか、他の理由はこちらのガイドでもまとめています。→ ご相談はこちら
FAQ
この記事のよくある質問
Q安いのは、機材や技術の質を落としているからではないですか?
機材・技術は落としていません。当社はSony α7シリーズ2台体制・RØDEのワイヤレスマイク・DJIのジンバル・DaVinci Resolveでのカラーグレーディングまで、標準的な制作会社と同水準の機材を使っています。価格差の要因は機材ではなく、オフィス・営業・分業体制などの間接コストです。
Q安い分、対応できる範囲は狭いのですか?
標準プラン(24.8万円)で1日撮影・2〜3名インタビュー・構成案作成まで対応します。範囲外になるのは、大阪府外の出張交通費や3回目以降の修正など、あらかじめ明示している項目のみです。
Q追加費用が後から発生することはありますか?
契約前に、含まれるもの・含まれないものを一覧で提示しています。想定外の追加費用が発生するとすれば、構成FIX後の大幅な変更や撮影範囲の追加など、事前に説明した項目に限られます。
Qなぜ大手はこの価格で対応できないのですか?
対応できないというより、対応する必然性が薄いというのが実情です。大手は営業担当・ディレクター・外注スタッフの人件費を積み上げた見積もりが基本になるため、同じ規模の案件でも間接コストの比率が高くなりやすい構造があります。
